私もよく経験するのだが、アポを取って会社を訪問したとき、約束の時間どおりに会ってくれるのは社長である。三時の約束なら、三時に行けばきちんと出てきてくれる。むしろ常務や専務のほうが、会議が長引いたとか何とか理由をいって、十分か十五分ほど遅れて出てくることが多い。はなはだしきは、こちらが応接間で待っているにもかかわらず、平気でリスケ(リスケジューリング=予定変更)を言い出す人もいた。さらに、いちばん時間を守らないのがヒラ社員だ。
[参考サイト]
大阪 転職
大阪府(堺など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/osaka/
神奈川 求人
神奈川県(横浜、川崎など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/kanagawa/
北海道 求人
北海道(札幌など)の転職・求人情報検索 - 転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/kensaku/kinmuchi/hokkaido/
学生にいたっては、約束の時間などないに等しい。待ち合わせの時間に十分遅れようと二十分遅れようと、友だちだからいいじゃん、ぐらいの感覚しかない。つまり、時間の約束は、本来いちばん忙しくてスケジュールを守るのが難しい、地位の高い人ほどよく守るという不思議な現象があるのだが、これには三つの理由が考えられる。一つは、若い人や、さして仕事が忙しくない人たちは、まだ時間のありがたみがわからないから時間の約束に無頓着だが、社長には時間の重要性が十分にわかっていること。二つ目は、社長は会社でいちばん偉いから、社長のスケジュールがすべてにおいて優先される点もある。その代わり、責任もついて回るから、社長は時間を有効に使おうという意識が強いのである。そして三つ目は、そもそも時間をきちんと守る人だからこそ、社長になれたということ。これは、鶏が先か、卵が先か、みたいな話だ。しかし、その議論は論理学や修辞学の世界ではおもしろいテーマではあるものの、ビジネスの世界で生きていくうえでは大きな意味はない。議論の構図さえわかればよくて、自分がそのうちのよい循環のほうに入ってしまえば、それでもういいわけである。