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しなやかなシルエットが特徴

アルマーニは、ニューヨークのパワースーツのように男社会で男性と対等に張り合って、いかにも「仕事できまっせ」と言わんばかりの肩肘の張った不自然さがなく、イタリアのお母さんのようにゆとりのある、しなやかなシルエットが特徴。機能的でシンプルでありながら、柔らかな素材と色合いは、自立しているが肩肘の張らない自然体の80年代キャリアウーマンに圧倒的に支持を受けた。ジュディフォスターをはじめ、知性派のハリウッド女優にも大人気。また、ソフトスーツの元祖として日本でも80年代に大ブレイク。ナチュラルな色合いにシンプルなシルエットのため、コ上アイネートも簡単。元祖着回しブランドでもある。しかし、本物は高いので、アルマーニもどきが氾濫。ただし、体の薄い日本人の体形にはあまり似合わない。柔らかなシルエットも、単なるしわに見えてしまう。やはり、肉厚な体形のイタリア人が着て、初めてシルエットの美しさが出る。

アパレルからSPAへの参入が活発化しつつある

いま、アパレルからSPAへの参入が活発化しつつあるのは確かだ。主に大手アパレル企業からの参入に加えて、中小アパレルからの参入も始まっている。しかし、参入の障壁はそうやすやすと越えられるものではない。すでに定着し、安定路線を走りはじめた先発企業と新規参入企業を同次元で見ることはできない。失敗する例も既にでているからである。では具体的に、既存アパレルからSPAへ参入するには、どんなステップを踏んでいくのか。その参入方法は企業によりさまざまだが、共通してみられるのは、まず組織改革・改変から始まり、加えて、店舗の構築の先行であろう。さらにそれら器に投入するための生産システムや情報システムの開発の順である。

「おしゃれ」って何だろう

「おしゃれ」って何だろう。パリで見かけるマダムたちはことさら意識することなく、普通に洋服を着ているだけ。わかったのは、こちらで多く見かける困り人がほとんどいないということだ。困り人をつくるような変わった服が売られていないということか。ということは、服を作る側の意識が日本は低いということ?それともこうすれば「消費者が喜ぶ」とバカにしている?でもやっぱり消費者の要望だとすれば、どこか変なのだろう。体形からいくと、平均的に欧米人にはとてもかなわない。どんなものを着てもスキッと決まってしまうのだから。それなのに、そのうえ日本人は、好んでゴチャゴチャとしたものを着る。せめてスッキリとシンプルで素敵な服を選んで着たい。これだけのことだなあ。年齢に合った落ち着いた雰囲気、エレガントなしぐさ、それが加われば、もう私たちに怖いものはない。欧米人のおしゃれはごく自然に幼い頃から身についたもの。その長年の歴史が違うのだろうが、いつまでもそんなことを言っている場合ではない。もっとさりげなく素敏に。