従業員を雇う場合、真っ先に考えたいのは、パート、アルバイトの採用ということです。パート、アルバイトだと正社員にくらべて、大幅に人件費が節減できます。また、最初に雇用期間を決めておけば、期間満了とともに雇用関係が終了するので、退職にともなうトラブルや煩わしさもありません。短期間の即戦力が欲しい場合、パート、アルバイトのほかに派遣社員を頼むという方法もあります。人材派遣会社から必要なときに派遣してもらうのですが、しかし、人材派遣は、一定の専門的な業種にしか認められていません。また費用は一時間当たり、正社員の一・五〜二倍と割高になりますから、得策ではないでしょう。パート、アルバイトの手っとり早い募集方法は、縁故採用です。縁故採用は費用がかからず、事前に本人の概要がつかめる、身元もはっきりわかっているので安心できるなどの利点があります。しかし、必要なときにすぐ採用できるとは限りません。それに多少の難点があっても採用せざるをえなかったり、誰々の友人、知り合い、あるいは子供ということになれば、使う側が神経をつかい、言いたいことも言えなくなります。気苦労が多いうえ、都合で辞めさせにくいなどのマイナス面もあります。ほかには求人誌、新聞広告、新聞の折り込みチラシなどによる募集方法があります。しかし、求人誌や広告による募集は費用がかかります。求人誌はタテニ・五センチ×ヨコ五センチのスペースで約五万円、新聞(日本経済新聞の場合)タテ約七センチ×ヨコ約五センチで約四〇万円かかります。そのうえ一、二回の掲載で、すぐに人が集まるとは限りません。また条件が比較されますから、ある程度の条件を提示しないわけにはいきません。しかしリサイクルショップの場合、とても世間並以上の条件は無理な相談です。効果的な求人募集のしかたそれよりも、自分の店先の人目につくところに、しやれたキャッチコピーをつけた募集の貼り紙をしたほうが効果があると思います。魅力的な店で、楽しく働けそうな雰囲気であれば、すぐに人材が応募してくるでしょう。チラシを街頭で配ったり、周辺の家々のポストに投函する方法もありますが、効果はあまり期待できません。